葉酸

細胞の生産や再生、代謝や体の発育に欠かせない大事な栄養素、ビタミンB群の一つで、1941年にほうれん草の葉から発見されたのが、「葉酸」です。
「葉酸」は細胞分裂の活発な胎児の健康に不可欠な栄養素として重要視されています。
この「葉酸」に、近年、認知症や心臓疾患、脳梗塞などのリスクを下げる可能性があることが分かり注目されるようになって来ました。

日本人は葉酸摂取量が足りない!!!
日本人の葉酸摂取量は推奨量の半分、国際水準と比べると、わずか3分の1にすぎないです。
葉酸のは摂取量、推定平均必要量が 200 μg、推奨量が 240 μg、上限量が 1,000 μg(いずれも成人男女)とされています。
妊娠時には、一日あたり 400μg の摂取が望ましいとされています。
新生児の二分脊椎症という重度の障害発生率は、先進国では減っているが、日本では上昇傾向にあります。
二分脊椎症などの障害は、妊娠のごく初期に葉酸が不足していると起こりやすい為です。
妊娠が分かってからサプリメントを飲み始めても遅いです
妊娠の可能性がある女性は普段からしっかりとっておきましょう。

不足は子宮頚がんや欝のリスクを高める!!!!
心身の健康のために葉酸をしっかりとってほしいです。
特に女性が見逃せないのは、葉酸摂取量が少ないと、「子宮頚部異形成」という、後にがんになる可能性がある病変を起すリスクが高まり、子宮頸がんになりやすいです。

また、血中葉酸濃度の低い人の方が欝になるリスクが高く、3年以内に再発する確率もたかくなります。
アルツハイマー病(認知障害の一種)は、脳にβアミロイドというタンパク質が蓄積されるのが原因の一つと言われていますが、葉酸はこの蓄積を防ぐと考えられています。また、葉酸は、認知症や脳梗塞、心筋梗塞などに関与するホモシステインというアミノ酸の蓄積も防ぐことも分かってきています。
心と体、両方の元気をキープしながら年齢をかさねていくためにも、やはり葉酸をしっかりとっておきたいです。

食品名葉酸の含有量一食の食品、食材の目安
鶏レバー1300μg50gでは650μg
豚レバー1000μg50gでは500μg
牛レバー810μg50gでは405μg
枝豆320μg50gでは160μg
モロヘイヤ250μg1/2袋 50gでは125μg

その他、とうもろこし、そら豆、アボガド、小松菜、カリフラワーなども、葉酸を多く含む食品・食材です。